雑文林

 

あっこちゃん上京記念1

1.私が幹事で大丈夫か…?

ある日、あっこちゃんがやまぞーさんの掲示板でぽつり。
「私、東京行こうかなー。」
あっこちゃんが東京に行くならってことで、参加者があれよあれよと言う間に集まり、
あっという間に3月10日のオフ会が決まった。
その参加者の中で、東京在住はやまぞーさんと私のみ
(あ、Aけんさんも東京だけど…以下略)。
やまぞーさんは忙しい&東京のお店を知らない。
私も東京のお店を知らない、だけど、やまぞーさんより暇。
って、ことで私が幹事に決まり。

しかし、困った…。

普段、半径2キロ圏内くらいでしか生活していない私に、
東京の繁華街は外国よりも遠く未知な世界だ。

あ、夜の帝王がいるじゃん。
私の頭に、ある偉大なるお方の名前が燦然と輝いた。
そのお方とはしおさん。
やっぱ、オフ会にはエンターティナーが必要だもんね。
早速、お誘いの電話をかける。
私「3月にオフ会があるんだけど、あいてたら参加してください。」
(本当なこんなに丁寧な口聞いてないけど)
しお「お、おおおいいよぉー。」
私「私が幹事なんだけど、お店探すの手伝ってください。お願いします。」
(同上)
しお「・キャバクラな!」
私「……。」
しお「ぐはははははー。」
私「わかった。じゃあキャバクラ行こう。決まりね。」
しお「い、いやだよぉ、楽しめねえよぉ…。」
私「じゃあ、普通のお店探すの手伝ってね。」
しお「お、おおおおおおう。」
これで安心。しおさんなら、手ごろなお店をたくさん知っているだろう。

2月も終わり、そろそろ人数も決めてお店を決めなければならない。
結局、参加してくださる方は18人。
素晴らしい!さすが、あっこちゃん。
18人ならやっぱりちゃんとお店を探さないとね。
○フーのグルメ検索でお店をいくつかピックアップして、しおさんに相談のメールを送る。
…反応無し。
忙しいんだな。

またしばらくして、同じようなメールを出す。
…反応無し。
かなり忙しいのだろう…。
でも、もう決めないとなー。
よし!もう、しおさんを頼るのはやめよう!
私だって、いい大人だし、繁華街のこともよくしらないとね。
しおさんを頼らないで、この大きな繁華街の海へ一人で旅立とう!

私一人で頑張るよ。じゃあねー。
(ほんとはもっとつっけんどんだったかも)
と、言うようなメールを書いてしおさんに送る。
送信ボタンを送る時、ちょっと指に力が入った。
これから、独り立ちするんだもんね。
しおさんにメールを送って、こなつの発表会へ出かけた。

発表会の休憩時間、携帯を見ると着信ありの文字が。
しおさんからのメールだ。
会場を出て、しおさんに電話をかける。
ワンコールも無しに、いきなりしおさんが出る。
「て、てめー!!怒ってんじゃねえよぉお!!やな女だな ー!!」
3m先にいる人にも、聞こえるようなでかい声で叫んでいる。
私「な、なにいってんのさ。」
しお「怒ってんじゃねえかよー、なんだよーあのメール!電話にでねえしよー!」
…へ?私の今朝のメールを読んで、私が激怒していると思ったらしい。
(確かに、少し怒ってたけどさ。)
しお「お店探すよー。飲み放題にしないと高くつくよ。」
私「じゃあ、また飲み放題で検索してみるよ。」
しお「あ、オレ探しとくよ。メール入れとく。これ以上怒られたら嫌だし。」

早速帰ってメールチェックする。

…お店探しのメールは、やはり入っていなかった。
私の怒りが解けたのを確認し、のど元過ぎれば熱さ忘れたらしい。
飲み放題のお店を探して、リストアップし、しおさんに送信する。
しおさんから電話をいただき、無事にその中からお店が決まる。

あぁ、ほっとしたよぉおお。
お店が決まれば、幹事の役目はもう9割終りだもんね。
参加してくださるみなさんにお店の場所を送って、肩の荷を下ろす。

あとは当日を待つだけだー。

しおさん、忙しかったのにほんとにありがと。

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